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グラウンド・ゴルフ発祥の地で世界大会開催はうれしい

グラウンド・ゴルフ発祥の地である鳥取県東伯郡湯梨浜町にある東郷湖羽合臨海公園で「平成28年度普及指導員合同研修会」の交流試合が開催された。鳥取県グラウンド・ゴルフ協会会長の石丸さんは、2021年の世界大会を心待ちにしている。

グラウンド・ゴルフ

1982年に鳥取県東伯郡泊村生涯スポーツ活動推進事業の一環として、泊村教育委員会を中心に考案された。標準コースは50m、30m、25m、15m各2ホールの合計8ホールで構成。専用クラブで直径6㎝(±1mm)のボールを直径36センチ(±6mm)のホールポスト内に静止した状態となる「トマリ」までの打数を競う。ホールインワン1回につき実打数から-3打。
※出典、引用:日本グラウンド・ゴルフ協会「グラウンド・ゴルフルールブック2015」

同時に100人以上がプレーできる

鳥取駅から西へ約30kmにある東伯郡湯梨浜町、あいにくの曇り空にも参加者の表情は晴れやかだ。セミナーや意見交換会などが盛り込まれた1伯2日の「普及指導員合同研修会」における最大の楽しみはグラウンド・ゴルフ。縦横100mの藤津スポーツ広場に設置された2コース計16ホールに、指導員資格を持つ60代から80代の計136名が、1打ごとに一喜一憂している。ホールポストの中心にある鈴にボールが当たると、「チリーン」と心地良い音色が響く。石丸さんは「場所を選ばず、いつでもどこでも誰でも、そして今日みたいに大人数でも気楽にプレーできることがグラウンド・ゴルフの最大の魅力ですね。大きな声であいさつしたり、お弁当持参で一緒に食べたり、連帯感はありますよ」と笑顔を見せる。石丸さんの1コース目のスコアは17。「3打のホールがあったので、惜しくもオール2打賞を逃してしまいましたよ。次のコースも頑張ります」と話した。

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発祥の地での世界大会は嬉しい

グラウンド・ゴルフの由来は、ゴルフ場に行かなくても地域の学校のグラウンドでもできるスポーツをイメージし、「どこでも」「だれでも」「簡単」にできるスポーツを目指したことから。運動場をはじめ、河川敷、公園、庭などで自由にコースを設定でき、ルールも簡単。鳥取県グラウンド・ゴルフ協会会長として、広報活動にも余念がない石丸さんは「初心者の方にはクラブの握り方ぐらいしか教えません。とにかく自由にプレーしてもらい、ホールインワンを達成した時の喜びを実感して欲しいですね」と言う。そんなグラウンド・ゴルフに今、追い風が吹いている。2021年に開催される「ワールドマスターズゲームズ2021関西」の公式競技として、湯梨浜町で競技が行われる。鳥取県から日本全国に広まり、アジアにも浸透し、世界に進出ー。石丸さんは「発祥の地で世界大会が開かれるのは嬉しいですね。それまで毎日忙しく、元気に過ごします」と、目を輝かせた。

石丸さんに聞く

生活のリズムは?

石丸普通の生活ですが、朝5時過ぎには起きてパソコンのメールを確認し、様々な資料を作成しています。カラオケや、懐かしい曲を聴いてリラックスしますね。

競技歴や優勝経験は?

石丸1983年頃から始めたので30年以上になりますね。全国グラウンド・ゴルフ交歓大会では、個人、団体で優勝経験があります。また、ねんりんピックの石川大会や高知大会で優勝しました。

趣味は?

石丸パソコンや機械いじりですね。それと、家庭菜園で季節の野菜を栽培しています。白菜や大根、スイカ、瓜、トマト、キュウリなど。おかげで野菜類は買わなくなりました。

ワールドマスターズゲームズ2021関西について一言

石丸鳥取県でグラウンド・ゴルフが発祥してから、30年が経ちます。私も歳をとりますが、ぜひ出場して勝利したいですね。

取材こぼれ話

大阪駅から鳥取駅まで「スーパーはくと」の快適空間に身を委ね2時間30分。米子市、境港市に続く5年ぶり3度目の鳥取県で、また新たな発見があった。石丸さんのご厚意でグラウンド・ゴルフを経験させていただき、楽しさを体感。牛骨ラーメンを堪能し、取材後は「すなば珈琲」にも寄ることができた。大山地鶏、水木しげるロード、コスパ最高の海鮮丼など、鳥取県は奥深い。日帰りだったので、鳥取砂丘は次回に持ち越しに…。2021年の盛り上がりに期待しています。